塗香

「塗香」・・・読み方は「ずこう」

テレビで石川さゆりさんが紹介したことで、一気に知名度があがりました。
石川さゆりさんは三國連太郎さんの影響で使い始めたそうです。
字の通り「塗るお香」です。

白檀、丁子、桂皮、大茴香、安息香、乳香などの漢方が原料となっています。
塗香は身体に塗ると時間の経過とともに香りが変化します。

私は、白檀や安息香、乳香の香りが好きなのですが
私の場合、最後に残る香りは桂皮のような感じがします。
桂皮は聞きなれた言葉にすると「シナモン」で、甘い香りがします。

塗香の起源はインドで、心身の浄化や邪気払いのために使われ
それが仏教で取り入れられたという説があります。
浄化の効果は清めの塩の数十倍だとか・・・

お寺ではお経を唱えたり写経をする前に塗香を使うみたいですよ。

購入するときは袋入りなので
私は、桜の木で作った「塗香入れ」に入れています。

塗香を少量ずつ取り出す容器を「塗香入れ」と言います。
上蓋を開けて塗香を入れ、横にある小さな穴から少量ずつ塗香を出して使います。
手のひらサイズなので携帯に便利です。

ちなみに、シナモンは世界最古のスパイスとも言われ
紀元前からエジプトでミイラの防腐剤として使われ始めたらしいですよ
身体を温める作用があり、冷え症を改善してくれるみたいです。

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