サン・ロレンツォ

古澤巌さんのバイオリンコンサートに行ってきました。
ずっと前から古澤さんのファンでしたが
なかなかコンサートに行く機会がなく
毎週4分間の社交ダンスの番組を見て楽しんでいました。
「Dの旋律」という番組は
古澤さんのバイオリンで社交ダンスのトップダンサーが踊る番組です。
4分で終わってしまうのであっという間です!!

古澤さんいわく、この番組は半年で終わってしまうだろうと言われていたが
なんと4年も続いているとのこと!
もっともっと長く続く長寿番組になってほしいです♫

サン・ロレンツォとは古澤さん使用のバイオリンのことで
ストラディバリウス伝説の銘器と言われています。
実はこの楽器、前の持ち主はマリーアントワネットの
専属ヴァイオリニスト、ジョバンニ・バッティスタ・ヴィオッティだったんですって!
3世紀も前の話。このバイオリンは300才くらいですね。
現在は古澤さんがサン・ロレンツォの管理人さんです。

カール・ゴルドマルクのコンチェルトの演奏は素晴らしかったです!
この曲は古澤さんの師匠であるナタン・ミルシティンが神がかり的な演奏をしたため
その後誰も録音しなくなったといわれているほど難しい曲です。
古澤さんも長らく避けてきたらしいのですが
年齢を考えると今演奏しないと、先延ばしできないなってことで
今回挑戦したらしいですよ。
ミルシティンはウクライナのオデッセ出身のバイオリニストです。
80才を超えててもこの難しい曲をなんともない様子で弾いていたとか。
ミルシティンの演奏は聞いても早くは聞こえないのに
実際に弾くとものすごく早かったと古澤さんが言っていました。
オデッサ出身のバイオリニストで他にも速弾きがうまい人がいるらしいですよ。

ヴィオッティのコンチェルトも素晴らしかったです。
あのマリー・アントワネットの専属バイオリニストのヴィオッティです。
古澤さんはこのサン・ロレンツォはヴィオッティのコンチェルトを弾き慣れているのが
わかると言っていました。
そんなことがわかるんですね、すごい。

ピアノの演奏をしていた金益研二さんはブエノスアイレスでタンゴを勉強してきたそうです。

金益さんもなんともなしにピアノを弾いているように見えたけど
ゴルトマルクの協奏曲をはじめ、さまざまな曲のオーケストラの部分を
ピアノだけで演奏してたってことですよね、改めてすごい!!
金益さんも、トレードマークは帽子なのかしら??

コンサートが終わってから古澤さんと金益さんに握手してもらいました。
古澤さんはテレビで見るのと同じで
すごくダンディでいい人でした♫

せっかく宇奈月に来たんだから・・・と
ちゃっかり足湯もしてきました♨


 

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