「あれ?こんなところから…?これって何?」
胡蝶蘭の株元を覗き込んだとき、見慣れない小さな緑色の芽を発見!
いつもの葉っぱが出る中心の成長点とは明らかに違う、根本のあたりから、ちょこんと顔を出している新しい葉っぱ。
(令和7年8月6日撮影)
「何これ…?」
でも「なんだか可愛い!」
調べてみると、根本から新しい葉っぱ!考えられる理由は3つ
1. 生命力あふれる「子株」の誕生!
最も可能性が高いのが「子株」
親株の根本から、新しい株が芽を出した状態で、いわば胡蝶蘭の赤ちゃん。
子株が出てくるのは、親株の生育環境が良く、元気に育っている証拠。
株が充実し、「子孫を残そう!」というエネルギーに満ちているサインなんだって。
2. ちょっと珍しい「高芽(たかめ)」かも?
通常、胡蝶蘭は花が咲き終わった後の「花茎(かけい)」の節から新しい芽を出すことがあり、これを「高芽」と呼ぶ。
この高芽が、何らかの理由で株の低い位置、根本近くから出てくることもあって、これも子株の一種かもって。
3. ピンチを乗り越えるための「新しい芽」
胡蝶蘭の葉は、通常、中心にある「成長点」から一枚ずつ交互に出てくるが
この成長点が、水やりの際に水が溜まってしまったり、何らかのダメージを受けたりして機能しなくなると、株は生き延びるために別の場所から新しい芽を出すことがあるみたい。
もし、中心の葉が枯れてしまったり、成長が完全に止まっている場合は、この可能性が考えられます。胡蝶蘭の「なんとか生きよう!」という強い生命力が、新しい芽を出させているんだって。
基本は「そのまま」暖かく見守りましょう!とのことです。
子株はまだ小さく、親株から栄養をもらって成長しているから
すぐに切り離したりせず、まずはそのまま、これまでの育て方を続けたらいいらしい。
大切なのは、このまま優しく見守ること。
子株が育ったら「株分け」にチャレンジ!
新しい葉が2〜3枚になり、根っこが数本(5cmくらい)伸びてきたら、親離れのサイン。
「株分け」をして、新しい鉢に植え替えることができるって!
株分けのベストシーズン: 胡蝶蘭への負担が少ない、暖かい春(4月〜6月頃)に行うのがおすすめらしいけど
もう8月だな・・・
胡蝶蘭の根本から顔を出した小さな葉っぱ。
それは、一生懸命お世話をした私へのご褒美かな(笑)
美しい花を咲かせる日を夢見て、成長を見守ろう!
(令和7年8月19日撮影)