🍃ひがし茶屋街で味わう青じそジュースの余韻

🌽金沢の夏の風物詩「四万六千日」。長谷山観音院。

今年は早朝から参拝し、祈祷済みのとうきび守りを手に境内を後にしました。
五色の旗が揺れる町並みを歩きながら、ふと足を延ばしたのが、ひがし茶屋街。

🍃青じそジュースでひと息

石畳の路地を抜け、見つけたのは静かな和風のカフェ。
畳敷きの座敷に通され、木のテーブルに運ばれてきたのは、氷たっぷりの青じそジュース。
透き通る緑色に、思わず目を奪われます。

赤い漆のトレーに添えられたのは、「さあま」というきな粉の和菓子と、涼しげな水のグラス。口に含むと、青じその爽やかな香りが広がり、参拝の余韻とともに心がほどけていくようでした。

金沢らしさに包まれて

この一杯には、金沢の季節、文化、そして人の心遣いが詰まっているように感じました。
観音様への祈りと、茶屋街の静けさ。どちらも、日常の中にある非日常。

来年もまた、四万六千日に参拝した帰り道、同じ店で青じそジュースを味わいたい──そんな気持ちになった一日でした。