『@』これを見たら「アットマーク」と読む人が多いと思うけど

「単価記号」ともいって
単価の前にこの記号をつけます。
例えば1個100円の商品なら@100という感じです。

まだパソコンやEメールが普及していなかった時代の人なら
単価記号のほうが馴染みがあるのではないでしょうか。

この『@』、そもそも由来はなんでしょうか?
調べてみると、いくつかの説があるようですが
ヨーロッパのほうでは水量や質量の単位だったみたいです。

ギリシャでは水量の単位として使用し
「アンフォラ(amphora)」という取手が付いたツボに入る量が
「1アンフォラ」とされたとか

スペイン・ポルトガルでは@は「アローバ(arroba)」と呼び
質量や体積の単位として使用されていたとか

ちなみに@=アットマークで通じるのは日本だけのようで
英語では「at sign」や「at symbol」と言うそうです。

台湾では「小老鼠」と言って「小さなネズミ」ですが
同じ中国語を話す中国大陸では
「花a(花にa)」や「圈a(丸にa)」と言うそうです。

韓国では「巻貝」を意味する言葉
イタリア、ウクライナでは「カタツムリ」
オランダは「猿の尾」でフィンランドでは「猫の尾」
ギリシャは「小さなアヒル」
ドイツは「クモザル」など
見た目で呼んでいるところが多いようですね。

ところで台湾で@を「小さなネズミ」と呼んでいるなら
「マウス」を何と呼ぶのかというと
「滑鼠」=「すべるネズミ」です。
なかなか考えたね(笑)

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